「お前だって結局俺を置いていくんだろう!?」

かつて、支倉には『オオカミ』のヤクザの恋人がいた――。
シロはその事実に、ますます支倉が自分を拒絶する理由が分からなくなる。
「ヤクザなんて冗談じゃない」と吐き捨てる支倉に、シロは理由を問いただす。
そして、支倉の語った自身の過去とは……。

――求め合い、満たし合う関係は幸せだった、なのに――

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