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あの…すみません本当にお久しぶりです。と言うか…
初めまして。飯田ヒロキです(全てを諦めた謝罪)
第3回にしてコラムをすっ飛ばすアホがどこにいると思いますか。
ここに居ます(終わってる)
一応本業の方で忙しくはしていたのですが、思った以上に何書こうかまるで浮かばず「こんな語り尽くされたこと…」であったり「別にこの話題ゲイでもなんでも無いな…」であったりを往来するうちになんかこう…なんかこうなってしまいました。
編集者の方にも無礼を働いて大変申し訳なく勝手に気まずくなっている内に自然消滅してしまっていました。
イラストにも大好きなおとと先生に寄稿していただいたのに何故もこう失礼を重ねてしまうのか。
本当に申し訳ございません…もうしません…
それでも先日、この2回しか書かれていないコラムにお便りをいただけたと聞き、流石にこれではいけないと思い恥を忍んで返ってまいりました。
こういう序盤の内輪の謝罪死ぬほどどうでもいいのわかってるんでいい加減話すんですが、私の恋愛事情はまるで進展ございません。
一時期半年ほど以前婚活レポを書いた際にお世話になったT岡さんの元、婚活の方させていただいたりもしましたがどうにもやはりどこか合わずに数度のデートで止まってしまうばかりでした。
自分の理想がやはり高いのか、いやどうなんだろうでもやっぱり引っかかる…というか突っ込みたくなるところが多すぎる…みたいな事が多く疲れてしまい休会してそのまま今に至ります。
3人ほど記憶に残っているのですが 1人目 の方は結果的に僕が1番良いと思ってた方でした。
僕受け口の顔が死ぬほど好きなんですけど、ちょっと下顎が出てるその男性とマッチングし、その後デートに。
その日コーヒー店に行くつもりが思ったより混んでいて近場の公園でお話しすることに。公園でも全然構わないというそういう雰囲気がとてもいいなと思う大人の気安い方でした。
その後話しながら歩くことになったのですが、その方ものすごい体力の持ち主だったのか真夏の炎天下の中マジで歩くのやめなくて、昼から会ってほぼ夕方まで
「こんななんも無いとこ歩くの!?」
「何これバグ技?」
みたいなとこも進んで結果5キロ近く歩き、当てもなく歩くものだから知らない駅で店も見つからず、なんかどこにでもあるような居酒屋で飲んでもう流石に話すこともなくなってしまい、(結構歩く背中を見つめるだけの時間も多かった)なんか疲れてしまって2度目は「あっちからきたら行こうかな…」くらいになってしまいまあ案の定連絡は来ず消滅。
今思えばもっとアタックすればよかったのかもと思ったんですが「俺のことなんとも思ってなさそー」感を勝手に感じてしまいなんか勿体無いことをしてしまいました。
今思うと知らん男と何時間も歩けるくらいなんだから悪くは思われてなかったかもしれません。
2人目 は清潔感のあるかなり大人しい方で、見た目はあとから好きになるかもと思い初回のトークの際、自分がちょっとやった事のあるソシャゲの話しをしたらそのコンテンツの大ファンだったらしく、それまで二、三言返ってくればいいかなくらいのところものすごい饒舌になり、「あーオタクなのか〜気合うかもな」と思い2度目は秋葉原でそのコンテンツの専門ショップに行ったりしました。
結構盛り上がったのですが、盛り上がったのはそこだけでした。
それ以外が本当に響かなくて、会話の弾まないこと弾まないこと。
割と会話振りにも慣れてきたと思っていたのですが
「今日は何してからきたんですか?」
「次の休みの予定は?」
「会社どういうとこが大変ですか?」
とか話題全部僕から振っても全部一言で返ってくる(し、自分からぼくについては何も聞いてくれないし話題も出してくれない)ので「あれ?俺今ヴォーグの73の質問やってんのかな?」という具合で、その方の好きなコンテンツの話じゃないと何も返ってこないのが辛かったです。
そのゲームの話題とそれ以外の話題の返答の温度差も明らかで「つまんなかったかなぁ」と思い帰ると、ラインのテンションはめちゃくちゃ高くて意味わかんなくなってしまいこちらからお断りしてしまいました。
僕もそのゲームは好きなんですが、別に1番好きというわけでもなくイベントごとにあれこれライン飛んでくるので普通にダルくなってしまったというか…こっちの推しとかにも興味持ってくれたらいいんですけどそれもなくという感じで…
あと昔の雑誌がたくさん読めるカフェに行ったとき二人で見ながら巻末の占いページとか何十年前こんなことあったんですって〜とかあらゆる話振ってもうんとかすんとかしか返ってこなかった時は流石に「会話のラリーで零式ドロップ打つ奴いるんだ」となりました。
3人目 はなんというかおにぎりみたいな感じの人でちょっとおハゲ申してたんですが僕は男性ホルモンはあるに越したことないと思うタイプなので一度デートに。
その日相手の提案でちょっとマイナーなスポーツみたいなのをしに少し遠くへ。
待ち合わせに少しだけ遅れてしまい、後から着くと「本屋見てたから大丈夫それよりきてください」と本屋のある売り場に行くと「これ好きそうな本ありますよ」と見ると「ペットが死んだら」みたいな感じのペットの死に関する本を紹介されて「ペット飼ってるんでしたよね」みたいなことを言われてあまりのイカれっぷりにちいかわのように泣いてしまいそうになりましたが踏みとどまり、愛想笑い。
でも到着が遅れたことへの当てつけでもなく、悪気はマジでなさそうだったのでその辺の回路だけ壊れてるのかも…と思いデート続行。
喋りもハキハキしており会話のテンポも良く、楽しいなとおもっていましたが、食事中「面白い話」のノリで公共料金を支払ってないとか大家と言い合いをしてるみたいな話をされてドン引き。怖くなってしまいそのご自然消滅という形になりました。
ていうか文字に起こすと三人目めちゃくそに怖いななんだこいつ…
そんな感じで疲れてしまい休会してます。
これらはぼくのポジショントークで描かれているので相手からしたらお前も言えたことじゃねえよという感じかもしれませんがいまだに恋人に出会えるような気配はありません。
というわけで失踪していた間に起こった一番ゲイらしいエピソードはこんな感じです。
というか自分はもう「ゲイという自分」が自然すぎて皆様がどんな話を求めているのか逆にそれが気になっていたりします。
過疎どころか凍結していたこのコンテンツですがもし見てくださってる方がいらっしゃったら質問なりやなんなりや送ってくださると幸いです。
取り急ぎこんな感じで久しぶりの更新いかがでしょうか…!
イラスト:おとと
ではまた!今度こそすぐにお会いしましょう。
飯田ヒロキ